今週(1/28-2/3)の成績です
先週に続き、利上げ打ち止めを期待したショートスクイーズなのか、株価が騰がる。金曜の雇用統計の発表で大幅に新規雇用者数が増えたことで、株価は下落、債権金利は上昇へ転じた。
今週の出来事
1/28(土)
・三菱UFJ銀行
—住宅ローン金利(10年固定)、前月から0.1%引き上げ3.8%へ
1/29(日)
・米空軍大将
—部下らに対し「2年後(2025年)の米中戦争」に備えるよう要請
・アメリカ経済
—ローン支払いが滞りやむなく自動車を手放す米国民が増加
—債務不履行率、2009年の金融恐慌期を上回る
・片岡 元日銀審議委員
—日銀総裁人事、サプライズを示唆
—岸田政権内でトップシークレットとなっている人物が抜擢される可能性
—「一切の政策ミスも許されない現状、誰も日銀総裁などやりたがらない」
・JPモルガン – 日銀
—年央までにYCC上限1%への引き上げ想定 *マイナス金利脱却は来年中旬以降を想定
・岸田政権
—支持率、昨年5月以来初の上昇→39%
—新型コロナの5類移行が追い風
・中国政府
—日本人向けビザ発給、本日より再開
—韓国向け発給は依然として停止
・WSJ
—空売り勢、株式ラリーに苦しむ
—ショートスクイーズが株式上昇に拍車をかけている一面も
・UBS
—「昨年下がった株が今年は上昇に転じている」
—「”リリスキング(再評価/再投資)”やショートスクイーズの典型」
・WSJ番記者ニック
—「米労働市場は極めてタイト」
—「FED高官らは”再びインフレが加速する”可能性を懸念している」
・米国株高
—NASDAQが年明けから11%高、Tesla株は60%以上も上昇
—強い相場
—今週のビッグイベント(FOMC, GAFA決算, 雇用統計…)が重要
1/30(月)
・CFRA
—「歴史を振り返れば、最後の利上げから9ヶ月後に利下げへと転じるFEDの傾向が見えてくる」
・中国 – 主要株式指数
—安値から20%超上昇、ブル相場入りへ
・ビットコイン
—現在23,700ドル付近
—年初来1ヶ月で45%上昇
・投機筋 – 先物
—米債売り越し額、過去最大を更新
—年初来の米債ラリーに逆張り
1/31(火)
・WSJ番記者ニック
—「賃金上昇は鈍化」
—「しかし歴史的に見ればまだまだ力強い」
・米ケースシラー住宅価格
—結果 6.8% 前回 8.6%
—2020年9月以来最低を更新
・ホワイトハウス
—「アメリカ経済はソフトランディングへと向かっている」
2/1(水)
・ナスダック100
—1月単月上昇幅、昨年7月以来最大
—「1月」としては2001年以来最大
・米クレジットカード各社
—利率平均19.07%(既存顧客) / 21.57%(新規)
—1970年代以降最高を更新
・半導体大手インテル
—会社全体で管理職の給与引き下げへ
—給与カット分は事業投資に充当へ
—販売低迷による在庫激増受けPC用CPU(プロセッサ)最大20%値下げへ
・日本銀行
—今年1月の国債買入額、23兆6,902億円
—これまでの最大である16兆円を大きく上回り過去最大を更新
2/2(木)
・ブルームバーグ
—「パウエルFRB議長が喋れば喋るほど株式市場も債券市場も上昇していった」
・ISM製造業
—1月の米製造業景況感は市場予想を下回る
—12月からも下回る
—「好不況の分かれ目」である50も下回る
—項目別では「新規受注」が特に悪化
・FOMC
—0.25%利上げ 「4.50~4.75%」に
・Meta株 高騰
—Meta (Facebook)が決算と自社株買いを発表
・ナスダック大幅高
—FOMC後のパウエル会見が進むにつれ、上げ幅を拡大
2/3(金)
・黒田日銀総裁
—「賃金はかなり力強く上昇する見通し」
・キャシー・ウッド
—「ナスダックにイノベーションを見る時代は終わった」
—「ARKKこそが新たなナスダック」
・ブルームバーグ
—アマゾン、グーグル、アップル、弱含む需要を背景に3社とも決算振るわず
—昨年は3社揃って売上成長が鈍化
・自動車大手フォード
—今年は新車価格の『5%下落』を想定
—在庫が積み上がり値下げに追われる現状
・NASDAQ 株安
—金曜夜発表の米雇用統計で、雇用者数が市場予想を大幅に上回る
—きのうまでの「インフレ鈍化 & 利上げ停止」期待が弱まる
・ISMサービス
—米雇用統計に続き、1月のISMサービス景況感も市場予想を大幅に上回る。
—新規受注が顕著に伸びていて、経済活動も前月より大きく改善
—インフレや利上げの累積効果が広がるなかでも、米経済の強さあり
今週の売買
なし
コメント