今週(10/15-10/21)の成績です
金曜日に、WSJニックの記事で紹介された、”「次回の会合で引き締めのペースについて非常に思慮深い議論をするだろう」とFRBのクリストファー・ウォラー総裁は今月初めの演説で述べた。”の一文により、株式相場は上昇した。
これは、金利上昇ペースを12月から0.5%の上昇に緩和していこうという意味にとらえられ、株式市場は好感。表の金利見通しの先週比が示すように、WSJの観測記事が反映され、上限の500-525bspの割合が減っている。
ここにきて、金利の上昇がもたらす株式市場、金融市場への悪影響とのバランスを取りに来ている。今月は国連からも金利に引き上げ停止の報告があったばかりだ。
インフレ指標のCPIが減少していけば金利は引き下げられるということなので、CPIはこれからも注目が必要。
私は、冬の賞与で、入金&米株追加購入を計画しているので、それほどすぐに、株価が反転上昇しなくてもよいと考えている。
今週の出来事
10/15(土)
・ジョージ連銀総裁 *金融環境は既にかなり引き締まった *さらなる引き締めが必要 *やり過ぎれば金融混乱のリスク *金融政策の”ラグ”を懸念 *よりバランスの取れた利上げ方針が必須 *リセッションは想定せず *ターミナルレートは引き上がる可能性 *株式市場に焦点は当てない *より緩やかな利上げを支持
・クックFRB理事 *インフレ率は許容できない程に高い *コアインフレの力強さには驚き *物価上昇率は”実際に”減速する必要 *今後も持続的な利上げが適切 *早め早めの正常化を支持(後の負担軽減) *加速と停止を繰り返す政策は好ましくない *物価安定はあくまで国内における我々の責務
10/16(日)
・何買ったらええか?アホでも儲かる方法教えちゃう このダウ構成銘柄の年初来騰落率見て下落率トップ10の銘柄にこれから毎月分散投資する。 たったこれだけで10年後の爆益への切符が掴めますよ
10/17(月)
・バイデン米大統領、ドル高懸念せず 「他国の成長欠如が問題」 バイデン米大統領は15日、「ドルの強さについて懸念していない」と述べ、ドル高容認の姿勢を示した。米国以外の国々の経済状況について懸念していると語った。
・岸田総理は「今後の経済情勢、金融情勢、様々な動きがあるんだと思うが、来年4月の時点で最もふさわしい人物を選ばなければならないと思っている」
10/18(火)
・1年以内の米リセッション、確率は100%-ブルームバーグ予測モデル
・イギリス *与党議員らの過半数がトラス首相の後任としてボリス・ジョンソン氏を支持
10/19(水)
・カシュカリ連銀総裁 *今のところ、コアインフレがピークを打った兆候は無い
・エネルギー価格を抑制するため、1500万バレルの石油備蓄を放出すると明らかにした。さらなる追加放出も準備する。バイデン米大統領が19日発表する。
・建築許可件数 (9月) 結果:156.4万件 予153万件/前154.2万件
住宅着工件数 (9月) 結果:143.9万件 予147.5万件/前156.6万件
10/20(木)
・ブラード連銀総裁 *株式市場の下落に我々が反応を示すことは好ましくない
・マーケットワイドで堀古さん 【米株】 決算発表シーズン かなり警戒心が高まってる一方で企業の業績下方修正は普通の四半期並みもしくは少ない 上方修正は普通の四半期よりも多い →典型的な心配しすぎの決算シーズンになるのではないか。【年末高のアノマリー】 今年もアノマリーが通用すると思ってる いつ底を打ってもおかしくないと思っているが中間選挙があるので我慢してもそこまでだろう。【年末高のアノマリー】 今年もアノマリーが通用すると思ってる いつ底を打ってもおかしくないと思っているが中間選挙があるので我慢してもそこまでだろう。
・【NHKニュース速報 16:43】 円安が加速 1ドル=150円台に 1990年以来 約32年ぶり
・9月米国 中古住宅販売件数 471万件(予想 470万件・前回 480万件)
・9月米国 中古住宅販売件数(前月比)-1.5%(予想 -2.1%・前回 -0.4%)
・トラス英首相、辞任へ。 いましがた発表。BBC中継。在任わずか1ヶ月半。歴史的な支持率の低さとなっていた。
10/21(金)
・米政府 *中国企業による各種テクノロジーへのアクセス制限、さらなる強化を検討
・WSJ番記者ニック *複数名の理事が『やり過ぎるリスク』を意識している現状を改めて共有
・ニック・ティミラオス *12月FOMCで50bp利上げを行う際には11月FOMC後の数週間で投資家への周知(織り込み促進)が行われる可能性
・ニック・ティミラオス *FEDは12月FOMCでの50bp利上げが資産価格のさらなる持続的高騰を誘発する可能性を懸念
・WSJ番記者ニック *11月FOMC、75BP利上げを示唆
・ニック・ティミラオス *FEDは労働コスト指数(ECI)と第3四半期労働省調査報告(10月28日)を注視
・ニック・ティミラオス *FED高官の中には『不必要な景気減速リスク』の抑制を訴える向きが存在
・ニック・ティミラオス *12月FOMCでの50bp利上げはドットチャートの引き上げで相殺する可能性示唆
・【重要】 この的確なシャドウパウエルのメッセージはほんとすごい。 要は、12月利上げは0.5にペースダウンするかもしれないけど、ターミナルレート(上限金利)は高く設定するから勘違いしないでね、ということ。すなわち、遠回りして高嶺を目指すということだから相殺じゃなくマイナス。
・ニックさんからのお便りです FRBは0.75%の利上げを決定、今後の利上げ規模を議論 一部の当局者は、インフレ対策としての大幅な利上げに大きな不安を示している
・利上げ観測 「FRBは11月FOMCで0.75%の利上げをし、12月以降に利上げ幅を縮めていくことをいかに織り込ませていくか議論する見通し」とWSJが報じています。執筆者のNick Timiraos氏はアメリカを代表するFRB担当記者。この報道で市場の利上げ警戒が少し和らいでいます
・アメックスCFO *貸し倒れ、依然としてコロナ前水準よりも低い割合を維持
・リーマン危機を予言し、Dr.Doom(破滅博士)の異名を持つ米経済学者のルービニ氏 は「事態はさらに悪化する」と。 1970年代とは異なり、民間部門の負債が多いため、物価上昇に対抗するのは難しく、金融市場が崩壊し始めると、FRBは方針を転換するだろう、と彼は言う。
10/22(土)
・円、対ドルで急伸 一時144円台 日本当局が介入実施か
・デイリー連銀総裁 *やり過ぎによる景気後退は回避すべき *過剰な引き締めは何としても避ける必要 *時期尚早な緩和もあってはならない *上下双方のリスクが存在 *将来的には25bpないし50bpへと移行 *利上げペースの減速が議論されるべき *政策金利の上限は近い *見通しが変わった際には周知を行う
・エバンス連銀総裁 *金融政策は今後の見通しとリスクに依存 *経済データは強弱まちまち *労働市場は引き続き力強い *リセッションは想定していない *見通しは9月から大きく変わっていない *政策金は来年初頭に4.5%をやや上回る *その後は据え置きを想定(≠利下げ)
今週の売買
なし
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