今週(7/23-7/29)の成績です
FOMCが開催される7/27の日本の夜、NY市場はざわつき高く寄り付く。寄付きからみるみる株価は上昇していく。FOMCをきっかけに相場上昇することがあらかじめ決まっているようだ。それを見て、6/17に買ったSPXSを売り、TECLを買う。コロナ禍の20年に買ったVOOやVTの株価は値下がりしているが、円安効果で円建てではまだ利益が出ている。一方、TECLは円建てでも評価損。これから先、22年年初の状態に為替と株価が戻ると予想すると、円高に約20%振れ、それ以上にTECLは30%上がる。TECLを買うことは、うまみがあると考えた。
結果はドンピシャで、FOMCのパウエル会見を経て株価はさらに上昇。1日でおよそ4%の上昇だった。このFOMCをきっかけに株が上がる予感はどこから来たのか?というと、先回のCPI発表の時にポイントがあった。このとき、CPI発表の数日前に、ホワイトハウスからCPIの値が当然悪化しているという主旨の発表があった。これはすなわち、「CPIの指標はインフレを示すが、先に教えてやるから、慌てふためいて株を売るなよ」というサインと私は受け止めた。政府が株を売るなと言い始めると、そこを起点に株価は上昇していく。過去の例では、リーマンショックで株価が下落しているときに、オバマ大統領が「株を買おう」という主旨の発言。コロナ禍では、トランプ大統領の発言。これらを機に株価が上昇している。今回もホワイトハウスからの発表であったので、同等の効力と考えて注目して記録していた。
今週の出来事
7/23(土)
・PMI節目の50割れ。欧米で発表されたPMI(企業景況感)が金融市場の注目を集めました。米国・ユーロ圏ともに市場予想を下回り、大きく悪化。好不況の分かれ目とされる50をそろって下回りました。インフレや金利上昇がマインドに響いており、株安の一因にもなり
7/24(日)
・世界保健機関 *サル痘、感染拡大受け緊急事態を宣言
・先週ベアETFを損切りした方へ。 損切りした直後の激リバは相場あるあるですが、貴方様は自らの意思で決断し資金を回収をされました。 とても悔しいと思いますがそれは投資家として正しい行動です
7/25(月)
・イエレン財務長官 「雇用が月に40万人のペースで増え続けている状態をリセッションとは呼ばない」
・中国政府 *最大440億ドル規模の国営不動産ファンド立ち上げ模索 *国内の不動産開発各社を救済する目的
・ブルームバーグ 「向こう24ヶ月におけるリセッション確率は100%に達した」
・今週はみんながFOMCに注目してるので そこをトリガーに大衆心理外しをしてくるのは明確だけど、どんな経過を辿ろうとも、最終的にはパーティは終焉してドスンと思っています。
・小麦、ウクライナ侵攻前の水準に戻る
7/26(火)
・JPモルガン 「軽度なリセッションは織り込み済み」 「株式市場は底を打った」
・エド・ヤルデニ 「株式市場は底を打った」 「ハードランディングは想定していない」
・バンクオブアメリカ *アップル目標株価更新 *下方修正 $200 → $185 *ドル高による売上への影響懸念(5~7%)
・ゴールドマンサックス 「市場はインフレの長期化リスクを過小評価している」 「FEDは想定よりも長くタカ派スタンスを維持する可能性」
・バークレイズ 「米国内のインフレが沈静化するにはかなり時間を要する」
7/27(水)
・新築の住宅価格が12%も下落してるとのこと。これは衝撃的ですね。
7/28(木)
・◆FOMCのポイント 0.75%利上げは大方の予想通りでしたが、パウエルFRB議長会見が「ハト派」と受け止められ、米国株が急上昇。NASDAQは4%高となりました。パウエルFRB議長が「利上げペースを緩める可能性」に言及し、ナスダック中心に急騰
・米上院は27日、米半導体業界に520億ドル(約7兆1400億円)の補助金を支給する法案を可決。
・【速報】パウエルFRB議長会見 ・インフレ率を2%まで引き下げるのが不可欠 ・インフレはtoo much high ・今後も継続的な利上げ(ongoing increases in the target range)が適切 ・資産圧縮を続ける
・ナスダック総合株価指数は今年最大の上昇率
・マーケットワイドで堀古さん 【FOMC】 パウエル議長発言で『景気に少し陰りが見え始めたことをFRBが認め始めた』ので後1-2回利上げはあるだろうが『終わりの始まり』 イールドカーブ逆転もあり激しく利上げを行うこともないだろう これまでが一番激しかったという受け止め方だろう
【インフレ】 先行指標は全て落ちているので、これから利上げペースが落ちても全然問題ない 一時、市場は非常に遅行指標であるCPIに注目しすぎていたのでFRBも重い腰を上げざるを得なかったのだろうが、経済指標にも陰りが見えてきているので終わりが見え始めたと言うことだろう
【米決算発表】 第一四半期の決算発表は今と全く逆で少々予想を上回っても評価せず、少しでも下回れば叩き売られるかなりひどい決算シーズンだった 今はその逆で折込んだので余程悪くなければ売り材料になっていない →マーケットではこの動きが出ると底が近いと言われる
【半導体527億ドルの補助金法案】 上院で通ると言う事は下院では問題なく通るだろう 半導体が足りないと騒いでいるときにやるべきだったのでかなり遅いとは思うが、上院共和党も自分たちに有利になるようにやってるが、中間選挙の民主党の不利は変わらないだろう
・アメリカ住宅市場 「約半数が購入やめた」
・バイデン大統領 「FEDが金融正常化を行なっているのだから経済成長が減速すること自体は全く驚きに値しない」
・米4-6月GDP、0.9%減でテクニカルリセッション入り。Jobless Claimも予想上振れ&前月上方修正で共に悪化。金利低下・カーブはスティープ、株先が初動下げるも現時点ではデータ前の水準付近。イエレン財務長官の記者会見が本日予定されていますが「真のリセッションではない」とか言うのでしょうか。
・円高へ巻き戻し?
・米国株は、大幅反発。 S&P500は+2.6%、NASDAQは+4.1%の反発です。 FOMCでパウエル議長が「今後の利上げペースを緩める」と発言。 利上げ減速が見込まれ、大幅反発となった。 しかし今後も、利上げが続くことに変わりはない。 景気減速へ向かうことに変わりはなく、決してリスクオンの局面ではない。
・バイデン大統領 「労働市場は歴史的な力強さ」 「国内消費も今後成長していく」
7/29(金)
・◆Amazon株 急上昇 CNBCによると、さきほどAmazonが発表した4-6月決算は売上高が市場予想を上回りました。Amazon Web Serviceが好調。EPSは0.2ドルの赤字。時間外取引で株価は一時10%高と急上昇しています。7-9月期の売上高見通しが1250-1300億㌦と好調とのことです
・株 続伸 ・4-6月の実質GDPが市場予想に反して、2四半期連続のマイナス ・利上げ警戒がやや弱まり、長期金利が低下 ・株は朝に下落したものの、金利低下や決算への期待から買いが強まり、続伸 ・取引終了後、決算 ・Amazon:株12%高 ・Apple:株3%高 ・Intel:株9%安 ・Roku:株25%安
・インテル社CEO 「決算は最悪期を通過した」
・イエレン財務長官 「米経済は安定的な成長に重きを置いた新たなフェーズへと突入した」
・◆ 市場心理 改善 急激な利上げへの警戒が少し和らいでいます。米10年債は1カ月ほど前の3.5%程度→2.6%台へ低下。株安警戒を映すVIXも22台と3カ月ぶりの低水準に。株価には底入れ機運もみられます。さきほど決算発表したAmazon, Appleの株は時間外で値上がりし、NASDAQ先物も上昇しています
・逆イールド、17日連続 逆業績相場へ突入?
今週の売買
7/25
・JT買い 3株@2,405円 ネオモバ
7/26
・コニカ買い 3株@469円 ネオモバ
7/27(FOMC会合)
・TECL買い 10株@34.89㌦ NISA
・YI買い 40株@2.91㌦ NISA
・TECL買い 4株@35.28㌦ JNISA
・SPXS売り 12株@23.97㌦
買い単価@29.45㌦→売単価@23.07㌦
損失 ▲76.56㌦
・入金 1万円 楽天
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