”セルインメイ”について考えた
これは相場格言
Sell in May , and go away; don’t come back until St Leger day.
の前半部分を抜き出した言葉だ
5月が相場の高値となることを言っている
発生原因は、通説では、①米国の税の還付金、②年末起点の信用買いの返済売り、に起因するということらしいが、詳しくは省略する。
5月に株高を迎えた後、株価はさえない展開を示し、9月2週目以降株価は反転するのだそうだ(これは、格言の後半部分)
この格言について、今年と過去のチャートを調べた
NASDAQチャート 2021年
・5月に入り早くも▲4.2%の下げを示している
・この下げで、Twitter上に”セルインメイ”のTLが連呼されている(5/5時点)
・この下げで、Twitter上に”セルインメイ”のTLが連呼されている(5/5時点)
NASDAQチャート 2020年
・コロナの回復期であるから、安定して上昇している
⇒セルインメイの様子は全くない
⇒セルインメイの様子は全くない
NASDAQチャート 2019年
・5月が高値になっている(セルインメイ成立)
・下げ幅は、4/30から6/4にかけて、▲10.2%
・その後反転し、6/4から7/27にかけて、+13.6%
・下げ幅は、4/30から6/4にかけて、▲10.2%
・その後反転し、6/4から7/27にかけて、+13.6%
まとめ
・5月高値になることもある(セルインメイ成立)
・しかし、セルインメイでも短期間で下落はストップした(約1カ月)
・9月2週目以前に株を買い始めた方が安値で買えた(2019年事例)
・しかし、セルインメイでも短期間で下落はストップした(約1カ月)
・9月2週目以前に株を買い始めた方が安値で買えた(2019年事例)
セルインメイが毎年起こるのであれば、その動きを先回りして、一儲けできることになる
だから、そのようなことは今の時代起こることもないはずだ
むしろ、セルインメイと煽り、5月に損切をさせるような信用売りが発生することはあるかもしれない
長期投資を目指す私としては、指標が下がるときがあれば、それを好機ととらえて、コツコツと株を買い増ししていきたい
応援クリックお願いします
コメント